梅雨前にしておきたい和室のカビ・湿気対策特集(畳・障子・襖)

泉北製畳のスタッフブログへようこそ。
「畳がジメジメする」「障子にカビのような黒ずみが…」「襖の紙が波打ってきた」――といったお悩みはありませんか?
湿気が多くなる梅雨は、和室にとってカビや傷みが生じやすい時期です。大切な住まいを守るためにも、事前の対策がとても重要です。
今回は、畳・障子・襖それぞれの湿気・カビ対策についてご紹介いたします。

畳の湿気・カビ対策
畳は植物素材のため湿気を吸収しやすく、カビが発生しやすい床材です。特に家具の下や通気の悪い場所は注意が必要です。
ポイント
・晴れた日に窓を開け、風通しを良くする(扇風機を使って空気を循環させるのも効果的)
・畳の目に沿って掃除機をかけ、ホコリや湿気を除去
・月に1〜2回は乾いた雑巾で乾拭き
・家具の下にはすのこやゴム脚を使い、畳に直接接しないよう工夫する
障子の湿気・カビ対策
障子紙は和紙やパルプが主成分で、湿気に非常に弱い素材です。
湿気がこもると、紙のたるみや黒ずみが発生することがあります。
ポイント
・梅雨入り前に、障子紙の状態を確認し、劣化や浮きがあれば張替えを検討
・障子の枠(木部)にもカビがつきやすいため、定期的な乾拭きがおすすめ
・部屋全体の湿度管理として、除湿剤や吸湿材を配置すると効果的
襖の湿気・カビ対策
襖も紙素材を使用しており、湿度が高まると紙が波打ったり、木枠にカビが発生したりすることがあります。
ポイント
・特に押入れの襖は通気が悪くなりがちなので注意
・雨天が続く前に、押入れを定期的に開放して空気を入れ替える
・カビ防止には、押入れ用除湿剤や防カビ剤の活用も有効
まとめ
大切な住空間を長持ちさせるためにも、梅雨入り前のタイミングでしっかりと点検とお手入れをしておくことが大切です。
「最近カビ臭い気がする」「畳や襖がなんとなく湿っぽい」――そんなときは、お気軽にご相談ください。
堺市で畳や襖のことなら、泉北製畳におまかせください。